胸を打つ作品だ!
ニューヨークタイムズ
かつてロジャー・イーバートは言った。「映画とは共感を生み出す装置だ」。
『少女は夜明けに夢をみる』は、まさにその装置である。綿密なコンセプトと感情に直接にうったえかけるイラン映画の美学をたずさえ、誰からもその声を聞いてもらえなかった少女たちの物語に、ただひたすら耳を傾けている。
ヴァラエティ
すばらしい映画だ。『少女は夜明けに夢をみる』は、普段は知ることのできない、悲しく、どこまでも複雑な環境をとらえている。
ヴィレッジ・ヴォイス
イランでもっとも優れたドキュメンタリー映画作家と言われるメルへダード・オスコウイの評価は、作品毎に上がっていく。18歳未満の少女のための更生施設を撮影した『少女は夜明けに夢をみる』は、作品の根底が対象への慈愛で支えられており、そのシンプルさがどれだけ力強く響くかということをよく表わしている。
ハリウッド・リポーター
ここ数年で最高のイラン社会派ドキュメンタリーだ。
キーフレーム
社会に取り残され、忘れられたものたちを、人間味あふれる魅力的なまなざしでとらえている。
少女たちの声は驚くほど力強い合唱となり、私たちはその問いに、問題に、要求に、耳を傾けざるを得ない。
シネヴュー